ノーリツボイラー/給湯器のエラーコード一覧・故障内容を解説

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お問合せの多いエラー番号と内容

Error

突然、エラー表示やお湯が出ないなどの症状が出た時は下記のエラー表示を見ながら確認しましょう。エラー表示の内容によってはご自身で対処できるエラー表示もありますので簡単に解説いていきます。

お客様でリセット可能なエラー番号は100、110、120、290です。
コンセント抜き先・運転スイッチ入り切りで復活する可能性があります。

E100は耐震装置の作動又は耐震装置の不具合の為、リセットで復活する可能性は高いですが、復帰しない場合は専門家へご連絡を。

E110、E120は分かり安く言いますと火が付かない・火が持続しないなどの故障表示になりますが、実はかなり多くの原因があります。
まずは、灯油(燃料)がきちんとボイラーへ供給されているか灯油コックが半分閉まっているなど。その他には灯油に水か混ざっている、給排気トップ(煙突)が雪や何らかの原因で埋っている(変形している)などの原因も多いです。器械的な部分では点火プラグ(火だね)の摩耗、フレームロッド(炎検知)の摩耗もエラー表示の原因となります。

3桁の数字で故障をお知らせします。

E290はボイラー内にある少量の灯油を溜めている油面器の残量を見るセンサーで、灯油が供給されていない時もエラー表示します。

上記のエラー番号以外のエラー表示は専門家の作業が必要になりますので、お客様では対処できないことがほとんどとなりますので専門家へご連絡していただく事をお勧めいたします。

表示 内容 故障表示詳細
100 耐震自動消火装置作動 耐震装置作動の確認
110 着火不良 オイル元栓の確認、給排気トップ閉塞の確認、水混入の確認
120 途中失火 オイル元栓の確認、給排気トップ閉塞の確認、フレームロッド異常
140 温度ヒューズ断線 温度ヒューズ断線又は判断線
200 ハイリミット以上 空焚き安全装置の作動確認
280 フロートスイッチ異常
(オーバーフロー用)
フロートスイッチ故障
290 フロートスイッチ異常
(油面制御用)
フロートスイッチ故障 オイル元栓の確認
370 気化サーミスタ異常 吸排気トップ閉塞の確認 気化サーミスタ断線
380 炎孔ベースサーミスタ異常 炎孔サーミスタ断線
550 ダンパモータ異常 ダンパモータ作動確認
610 燃焼ファン異常 異音 燃焼ファン異常
643 風呂ポンプ異常 風呂ポンプ異常
651 水量サーボ異常 水量サーボ異常 基盤異常
661 バイパス水量サーボ異常 バイパス水量サーボ異常
710 基板(リレー)異常 基板(リレー)交換
720 燃焼制御回路異常 擬似炎 
760 リモコン伝送異常 リモコン線断線 基盤(リレー)不具合
790 サブヒータ異常 サブヒーター断線 基盤(リレー)異常
800 オイルセンサー作動 オイルセンサー確認 ボイラー内オイル漏れ確認
901 異常燃焼(出力低下) 給排気トップ閉塞の確認 缶体閉塞の確認 

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